株のストップ高狙いほど危険なものはないと思います。
先日の米朝会談、金正恩さんもトランプ大統領も友好関係をアピールして無事にサインも終えてご機嫌なまま終わりました。
また、FOMCの結果も概ね予想通りという事で、投資家も日本株へのマネーを再度投入し始めています。
そんな中で管理人も絶好の相場だと睨んで、前から狙っていた株を購入してみたところ・・
約14万円ほどの利益を出す事が出来ました!
本日は2432円で引けていますので、平均2376円として700株所有していたので39200円ほど利益を乗せる事もできたのですが、早めに利確しておこうという事で終わってます。
高値は2549円も付けていましたので、そちらで計算すると121100円さらに上乗せする事ができた・・これはちょっと勿体ない・・・汗
ですが、まぁ利益が十分に乗ってきていたので、この辺で良かったとしておきました。
今月は約30万ほどの利益が上がっています。
今なお仕込んでいますので、7月、8月に向けて上げ相場をしっかり穫れるといいなぁと思っています。
もくじ
ストップ高狙いが危険というワケ
さて、今回ですがそんな中で爆上げしていたある注目していた株がありました。
ネット生命保険で人気のライフネット生命さんなんですが、実は500円のあたりの時に注目していて、購入をしようと思った翌日・・・
上記画像の右側の窓開けのところですが、約100円近く爆上げした際にストップ高になっていたんです。
「おっ、これは上げるんじゃないか??」
と思って購入をしようと思ったのですが、その時に「リスクリワード」という言葉を思い出して、躊躇してとどまりました。
リスクリワードとは?
リスクリワードですが、簡単に言えば「利確と損切りまでのポイント割合」という意味で、FXではリスクリワードはpipsで表現したりするようです。
株の場合でも、利確を予定している金額と損切りを考えている金額を現在値からみてどれくらい離れたところにあるか?を見る事でわかります。
今回のライフネット生命さんを図解で説明してみたいと思います。
仮に500円の時にエントリーできた場合、直近の最安値とのリスクリワードは
最安値を400円と見た時に、600円との差は1:1でリスクリワード50%と考える事が出来るかと思います。
もしくはその後も伸びていますので、700円近くまで伸びたと考えた場合でも1:2という事でリスクリワードは30%対70%で投資リスクが低くなります。
しかし、これが600円でエントリーしてしまった場合、
700円まで上げたと考えても、最安値は400円となっていますので、リスクリワードは2:1というで70%対30%という事で相当リスクの高い投資になるという事が見て取れます。
「それも結果論じゃん」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、株の世界で当たり前に言える事ですが、「エントリータイミングは命」で低い位置で入れば入るほど、利も乗っていきますし、リスクも低くなります。
何より、心の平穏が保てるのが大きいです・・
そう考えると、リスクリワードを利確と損切りもしくは最安値で想像した時に、勝負として相応しくないと思うものに手を出すのは、とても危険なゲーム、これはギャンブルでしかない・・と思うのです。
その典型的な例が、個人的に思うのが今回題材にした「ストップ高」なのです。
一見ストップ高は美味しい・・
と思うかもしれませんが、その後も上がり続ければ良いかもしれませんが、どんな材料で上がっているのか?上にいる人達が利確していけば勢いが落ちてきて、結局株価は落ちてくるはずです。
ストップ高で空いた窓は埋める
そして何より、窓開けとなった場合は、投資家心理として株価の上がるスピードに嫌気を指して売りが入る事も多くなる傾向があり、それで窓あけを埋める事が多いのです。
実際、ライフネット生命さんは窓開けを埋めてきてはいないですが、一度窓開けを埋めて移動平均線タッチして反発するか、そのまま急落するのか・・
いずれかになると見ていますので、現状のように移動平均線から浮いたところでエントリーするのは個人的には「あまりにリスクが高い・・」と言わざるおえません。
ちょうど良い例がありましたので紹介しますが、
テリロジーという会社ですが、真ん中あたりで窓開けの状態となっていますが、その後100円ほど大陰線を出したあと移動平均線にサポートされてそのまま反発し、そこから5日平均繊維のってリズムよく上げています。
そして、右の方でも窓開けがありましたが、同じくいったん窓を締めにいく動きをして同じく移動平均線にサポートされて、また上昇しています。
こちらの株の場合は、最初の400円前後で入るもしくは450円あたりで入っていれば、リスクリワードは直近高値を550円(一番左側)と課程しても、1:1.5もしくは1:1で投資になりそうですが、浮いた550円で入ってしまうと0:1.5と超危険・・
確かにその後上昇しているので助かるかもしれませんが・・そんな運任せの株投資はもはやギャンブルでしかありませんので、個人的にはオススメしません。
ストップ高狙いは危険 まとめ
いかがでしょうか?世の中の商材にはストップ高になる株を狙い撃ちしようと言いますが、誰もストップ高になるなんて予想はできないはずです。
PTSで夜間取引をみたり、出来高を見てストップ高狙いをするなども考えられますが、どこで入れるかわからないのもストップ高の怖いところ・・
それこそ、上で入ってしまってはリスクリワードが限りなく高くなり危険となりますので、オススメしません。
それでも、ストップ高銘柄探しに情熱を燃やす!
という方は、お任せしますが、十分に危険性を理解いただけるかと思いますし、ストップ高銘柄を探す時間があれば、それよりも今後成長しそうな株探しをしている方が楽ですし、何より利を積み上げられる(オイシックスが良い例)と思いますので、個人的ンにはそちらに情熱を燃やしたいと思います。
また、不定期に株に関する最新取引履歴や知識などを更新できればと思いますので、どうぞお付き合い下さい。