ブラックジャックのルールは超簡単!自宅でトランプ、オンラインカジノでも楽しめます
トランプやカジノでも人気のブラックジャック。
ルールは簡単で、少人数から楽しめるカードゲームの定番ですが、役を覚えたり大変・・・という方に、ここでは今すぐにでもブラックジャックを楽しめる、遊び方の手引きをまとめましたので、参考にして頂ければと思います。
もくじ
ブラックジャックとは
ブラックジャックは、悪の権化(ディーラー)と光の戦士(プレイヤー)で対峙するカードゲームで、黒のエースとジャックとなるスペードの1と11の組み合わせだけが、過去にナチュラルブラックジャック(ナチュラル21とも呼びます)と言われていて、名前の由来となったそうです。
現在では、A(エース)と10、J、Q、Kの場合に全てブラックジャックとなり、スペードだけという縛りもありません。
ブラックジャックを最高手として、基本セット52枚を使って行うカードゲームがブラックジャックになりますが、先程の10、J、Q、Kの絵札はすべて「10」として数える事になります。
その他のカード(2、3、4、5、6、7、8、9)、A(エース)は、1でも11でもどちらでも数える事ができるので、自分の手札に合わせて決めてましょう。
これらの手札のカードを組み合わせ、最強の数字「21」を作るのがブラックジャックの基本ルールです。
例えば、最初に配られたカードがQと4の場合は、11+4=15となりますし、A(エース)とKの場合はブラックジャック(21)となります。
ブラックジャックの勝敗の決め方
この21という数字に近ければ近いほど、勝ちとなりますが、基本的にブラックジャックはディーラー(親)に勝つかどうかで勝敗を判断する事になりますので、ディーラー(親)との数字の大小を見ていきます。
逆に数字が「21」を超える場合ですが、「バースト」と呼ばれて負けになります。
ディーラーとプレイヤーの両方ともがバーストした場合は引き分けではなく、プレイヤーの負けとなりますので、その点は要注意です。
バーストのない同じ数字のものは、引き分けとなります。
ブラックジャック ハンドの例外
ハンドの例外として、プレーヤーが3枚で作ったブラックジャック(21)は、2枚のブラックジャック(21)よりも弱いので、もしディーラーが二枚でブラックジャックを出した場合には引き分けにならず、ディーラーの勝ちとなります。
ブラックジャック プレーヤーに認められたルール
プレーヤには、以下の9つのルールやアクションを取る事が認められていて、
- ヒット 手持ちカードを更に一枚増やす事。
- スタンド 手持ちカードで勝負するのに、カードの追加をストップする事。
- ダブルダウン 賭け金を倍にして3枚目のカードを引く事。
- スプリット 最初に配られた2枚のカードが同じ場合に、それぞれ分割して勝負する事が可能。
- スイッチ ブラックジャックスイッチやブラックジャックスワップで使えるルールで、手持ちのカードを左右で入れ替えする事が可能。
- サレンダー プレーヤー自ら二枚のカードを確認した時点で負けを認める行為で、賭けた金額の半分が戻ってきます。
- インシュランス 保険という意味で、1枚目に配られた表向きのカードがA(エース)の場合に、ディーラーがブラックジャックになるかどうかを最初の賭け金の半分で賭ける事が可能で、的中すると2倍の配当を得られます。
- イーブンマネー ディーラーの表向きカードがA、プレーヤーはすでにブラックジャック(21)が成立している時に、最初の賭け金の半額でブラックジャックになるかどうかをディーラーが賭ける事が出来ます。
- プレミアムルール 様々なハンドに対して高配当を付ける事。
ブラックジャック ディーラーに認められたルール
次に、ディーラー側に認められたルールですが、
- ディーラーは手持ちのカードが「17」以上になるまでヒットする事。
- ディーラーは「17」以上になればスタンドする事。
- ディーラーは一枚はアップカード(カードを表に向けて出す)でプレーヤーに見せる事。
この3つのルールが決められていますので、ディーラーは必然的に17、18、19、20、21のいずれかになります。
ブラックジャックの遊び方
ここまでルールやディーラーとプレーヤーだけに認められる限定的なルールをまとめてきましたが、実際に遊び方に入っていきたいと思います。
- ディーラー側は2枚のうち1枚のカードをアップカードにします。
- プレーヤー側は2枚のカードをアップカードにします。
この状態でプレーヤーは、ダブルダウン、ヒット、スタンドのいずれかを選択する事になります。
実際の例をみていきましょう。
ディーラーが6、一枚を伏せている状態。
プレーヤーは、Qと9なので合計19です。
ディーラーがめくったところ、4が出たので、ディーラー側のルールで17以上になるまでカードを引く事になりますので、次のカードを引く事になります。
ディーラーのカードで6が出た場合、次のカードをさらに引く事になりますが、すでに合計が16ですので6以上のカードを引くとバーストとなります。(Aの場合は1とすればOKですが、相手が19なので負けになります。)
ディーラーの引いたカードが3の場合、合計数字が6+4+6+3の「19」となり引き分けです。
ブラックジャックの確率
最後に、ブラックジャックが出る確率ですが、諸説さまざまですが、参考例としていくつか紹介したいと思います。
ディーラの裏向きカードを10と考える戦略
52枚あるカードで、10位上のカードはすべて10としてカウントするブラックジャックでは、10が出る確率が最も高いので、この確率から逆算して戦略を立てる方法があります。
数にすると、52枚ある中で16枚(10、J、Q、12がそれぞれ4枚ずつ)あるので、確率にして30.7%となります。
さらに、大きなカードとして8や9を含めると、52枚ある中で24枚、確率にして46.15%になりますので、半分近くは10近い数字が出ると思って良いかと思います。
そこで10を基本とし、表向きのカードの数字と合わせた数が17以上になるのがディーラの手と考えた場合、プレーヤーである我々の手がある程度予想が立ってきます。
順番を問わないブラックジャックの確率
Aが先後と順番を考えない場合のブラックジャックの確率ですが、計算上では4.73%程度と言われています。
また、その下の数字に関しては、
- 20 10.65%
- 19 5.33%
- 18 6.50%
- 17 7.10%
- 16~12 49.12%
- 10~2 16.57%
となります。
プレーヤーのバーストする確率
次に、プレーヤーがバーストする確率ですが、
- 16 61.53%
- 15 53.80%
- 14 46.10%
- 13 38.40%
- 12 30.70%
となります。
上記の点から、ディーラーのアップカードを元に基本的な戦略を立てるとすれば、
- アップカードが10~7の場合 見えない手を10とするならヒットするしか勝機は少ない。
- アップカードが6~2の場合 見えない手を10としてもスタンドで様子見でも、相手はバーストする確率が上がるので勝機は下がらない。
- 手持ちカードが11以下の場合 バースト確率0%なので、ヒットした上で、そのあとはディーラーのアップカードを見て考えるようにしましょう。
まずは、この3つは確実に頭に置いておきたいところです。
トランプやカジノで大人気のブラックジャック、覚える役もルールもそんなに多くありませんし、家族でも楽しめるかと思います。
家族のだんらんに、時には友人との時間に使って頂くのもありですので、楽しい時間を過ごして下さいね。
今後もブラックジャックに関する情報を随時更新していきますので、お楽しみに。